VideoStudioのマスクの使い方

<2016/1/4追記>
VideoStudioX8にて透過PNG合成時の画質が改善されました。透過PNGで代用できる効果の場合、マスクの作成は不要になりました。尚、既存の画像や動画に対して、元データを変更せずに透過したい場合は、従来通りマスク操作が役立ちます。


VideoStudioの扱いにおいて、初級と中級を分けるのは「マスクの扱い」と言って差し支えないでしょう。この記事では、なるべく分かりやすくVideoStudioのマスクの仕組みと使い方を解説します。

VideoStudioのマスクの解説 (1)
マスク画像とは、透明効果の設定をグレースケール画像として保存したものです。
黒………透明
白………不透明
灰色……半透明
「黒は透明、白は不透明」と覚えましょう。

 

VideoStudioのマスクの解説 (2)
マスクを適用すると、対象が透明になります。灰色の箇所は半透明になります。
黒………透明
白………不透明
灰色……半透明

 

VideoStudioのマスクの解説 (3)
マスクは透明効果の設定を画像化して保存したものなので、様々な画像や動画を同じ設定で透明化できます。

 

VideoStudioのマスクの解説 (4)
<問題1>
次の3点を合成すると、どのような絵になりますか?

 

VideoStudioのマスクの解説 (5)
<問題1 答え>
青空の画像が、左に行くほど透明になる半透明画像になります。
さらに、背景と合成すると、下画像の体裁になります。

 

マスク問題2
<問題2>
上記の人物画像を背景画像に切り抜いて合成する場合、どのようなマスク画像を用意すればよいでしょうか?

 

マスク問題2回答
<問題2 答え>
人物画像と同サイズで、背景部分が黒のマスク画像を用意します。これで人物画像の背景が透過されます。