VideoStudioでオブジェクトを光らせる6つの方法

VideoStudioでオブジェクトを光らせる方法を6パターン紹介します。解説動画は前半・後半に分かれています。以下テキスト&画像でも解説していますが、動画の方が分かりやすいと思います。


解説動画 前半 http://youtu.be/EOUdj2wgM1U


解説動画 後半 http://youtu.be/8vJ_NbYvkCM

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■効果1 光効果のオブジェクトをモーションで動かす

(1)PhotoShop等のソフトで光効果用のマスク画像を作成する。
画像は当ページからダウンロードできます

(2)光らせたいオブジェクトに重ねるように(オブジェクトのフチに沿って動かすとそれらしくなる)、光のオブジェクトを配置して、モーションを設定する。
モーションを設定

(3)光のオブジェクトを複数配置してモーションを付ける。
オブジェクトを複数配置する

 


■効果2 トランジション「サイド」を使う

(1)オブジェクトを複製する。
オブジェクトを複製

(2)複製したオブジェクトを選択して、編集→色補正から、ガンマ:100 明度:100に調整して、真っ白なオブジェクトに変更。
ガンマ値と明度を100にする

(3)白いオブジェクトの前後に通常のオブジェクトを配置する。
前後にフィルタ無しのオブジェクトを配置

(4)白いオブジェクトの左右均等に中央に向けて、左右のオブジェクトからトランジションをかぶせる。このとき、白いオブジェクトは完全にトランジションに隠れる。
左右からトランジションをかぶせる

(5)トランジションの種類を「サイド」にする。※「サイド」は同じ名称でいくつか種類があるので、動画参照。
トランジション サイド

(6)トランジションの時間を調整する。左右それぞれ5~10フレーム(30fps編集の場合)にすると、キラリと光ったように見える。
左右合わせて10~20フレームにする

 


■効果3 フィルタ「レンズフレア」を使う

(1)オブジェクトにフィルタの「レンズフレア」を適用。
フィルタ レンズフレア

(2)オプション→フィルターをカスタマイズ から、キーフレームの始点・終点を設定。光がオブジェクトを並行に通過するよう、高さを合わせてオブジェクトの左右にキーフレームを配置する。
オブジェクトの中心を並行に通る様に配置

(3)光らせたいオブジェクトの表示時間を0.5~1秒程度に設定。
表示時間は0.5-1.0秒にする

(4)プレビュー再生して、光の強さを調整する。左右に通常のオブジェクトを配置して、トランジションのクロスフェードをかぶせると、光効果の前後にフェードが掛かるので自然に見える。
プレビュー再生で動作確認

 


■効果4 フィルタ「星」を使う

(1)効果を掛けるオブジェクトを0.5~1秒程度の長さにする。
オブジェクトの長さを0.5-1.0秒に設定

(2)オブジェクトにフィルタの「星」を適用。
星フィルタを適用

(3)不透明度:100、星の幅:1、星のサイズ:1、星の色:白 に設定。
プロパティを設定

(4)太陽のサイズ、ハローのサイズを調整して光の大きさを設定。
光の大きさを設定

(5)キーフレームを始点・終点同様の設定にして、オブジェクトに対して左右平行になるように配置する。
キーフレームを配置

(6)プレビュー再生で効果を確認。効果を確認する

 


■効果5 背景画像を拡大する

(1)あらかじめ背景用の画像を用意する。
効果用の画像を用意する

(2)背景画像をターゲットの後ろに配置する。
効果画像を配置

(3)オブジェクトの拡大とフェードアウトを設定。
拡大&フェードを追加

(4)効果の表示時間を調整する。短いほど動きが早い。
表示時間を調整

(5)効果適用時に、手前のオブジェクトを若干暗くすることで、明るさが強調できる。
手前のオブジェクトを暗くする

(6)前後のオブジェクトをかぶせてクロスフェードを掛ける。
前後のオブジェクトをかぶせてクロスフェード

(7)効果のキーフレームを操作して、速度を調整する。
速度調整

 


■効果6 白いボカシの画像を使う

(1)ボカシの画像を用意する。
画像を準備する

(2)ターゲットの後ろにボカシ画像を配置する。
ターゲットの後ろに画像を配置

(3)透明度を調整してフェードイン・フェードアウトを付ける。
フェードイン・フェードアウトを設定

(4)効果時間を調整して完成。
効果の表示時間を調整