ランダムな表現はNive等のソフトでパーティクルを作るのが適切ですが、そこそこ大きなオブジェクトを扱う場合は、VideoStudio単体でもなんとか表現できます。
尚、鳥の羽根素材はシルエットデザイン様より使わせて頂きました。ありがとうございます。
DLページ http://kage-design.com/wp/?p=949#more-949
気合と根気の作業なので、特筆したテクニックはあまり無いのですが、以下作業のポイントを紹介します。
素材一覧です。今回の動画は8点の画像(白い正方形×1、マスク画像×7)と、VideoStudioの編集ファイルで構成されています。
マスク画像の例です。白い正方形画像にマスクを掛けています。
マスク画像の別パターン。VideoStudioの画像をモーションで回転する場合、回転軸は画像の中央になります。このように、中心を外した配置にすることで、単にオブジェクトを回転するだけでもオブジェクトに軌道が生まれます。複雑な動きを比較的簡単に表現できるわけです。
各画像にモーションを付けます。キーフレームの始点と終点は画面の外に出しておくか、同一の座標にしておきます。これで、オブジェクト単位でアニメーションが完結しますので、ループ処理しやすくなります。
※画像クリックで拡大
オブジェクトを配置したタイムラインです。一番上のビデオレイヤーは、一度素材として出力した動画を、180度回転+逆再生で配置しています。この方法で、実質40レイヤーの動画になります。
タイムラインにクリップを配置する時には、重なってトランジションが発生しないように気を付けます。また、レイヤーをフルに使いますので、出力時間はかなり掛かります。