VideoStudioの「オートスケッチ」を動画の冒頭に使う演出

VideoStudioにはオートスケッチというユニークなフィルタがあります。これと動画を合わせると、映像作品でよく見かける効果が再現できます。


■作り方
タイムランに動画を配置
タイムラインに動画を配置します。

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動画のスタートにクリップの先頭を合わせます。動画が大きく動き出す少し前に設定すると、らしい演出になります。

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クリップを分割したら、「高度なモーション」モードに変更します。数値を変える必要はありません。高度なモーションにしておかないと、動画をレンダリングした時、画面にスキマができる場合があります。

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動画クリップから静止画を作ります。クリップの先頭にインジケーターを合わせて、上部メニューから 編集→静止画として保存 で静止画を作ります。
この静止画はVideoStudioのソフト内部に格納されていますので、ソフトをアンインストールすると削除されます。制作した動画を再編集する可能性がある場合は、サムネイルを右クリック→ファイルの場所を開く で、格納されているフォルダを開き、プロジェクト用のフォルダに一端移動して再配置した方が良いでしょう。

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作成した静止画を動画クリップの前に配置します。

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静止画も、「高度なモーション」モードにしてサイズをあわせます。

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これで、一時停止から動画への遷移が表現できました。

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この先頭の静止画に、オートスケッチフィルタを適用します。フィルタはFXメニューの右上にあります。

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オートスケッチフィルタのデフォルト設定は、描画が黒色です。背景を黒以外に変更しておきましょう。

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プレビューで確認します。タイミングを調整したい場合は、フィルタを適用していない静止画を、動画との間に挟むと良いでしょう。

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描画の色や線の太さをオプションから調整できます。「ペンを表示」にチェックを入れると、書いている様子が鉛筆のグラフィックで演出されます。