回路図や矢印等、細長いオブジェクトの中にフィルタの「星」を適用することで、光が走るような効果が作れます。制作は透過PNGが簡単ですが、慣れると設定後にマスク画像を適用した透過画像との差し替えもできます。マスク画像の方が合成は美しいので、クオリティアップを目指す場合はチャレンジしてみましょう(今回は透過PNGで解説します)。
■作り方
今回、フィルタを適用するPNG画像は、黒と灰色の2色を用意します。最初に灰色の画像にフィルタを掛けて調整した後で、黒色に差し替えます。黒い画像はフィルタを掛けた時背景と同化して、調整しにくいからです。
操作になれたら、PNG画像ではなくマスク画像でも同じ効果が得られます。マスク画像は合成処理が美しいので、クオリティに拘る場合はチャレンジしてみてください。この場合も同じく、最初に仮の画像で調整後、マスクを適用する画像に差し替えます。
最初のキーフレームを設定します。今回の例では、星の色:黄色 太陽のサイズ:22 ハローのサイズ:6 星のサイズ:1 星の幅:1 不透明度:100 に設定しています。
走らせる図形の「曲がり角」それぞれにキーフレームを追加して、光の位置を決めます。その後、キーフーレムの間隔を概ね等間隔にします。