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VideoStudioで画面を4分割・9分割・16分割する方法(1)

関連記事→VIDEOSTUDIOで画面を4分割・9分割・16分割する方法(2)

VideoStudioで画面をタイル状に分割する方法は2通りあります。この記事では、各オブジェクトに個別の座標を指定する方法を紹介します。

各オブジェクトに個別の座標を付ける方法
今回は図の(1)の方法です。(2)の方法はこちら

この方法は、個々のオブジェクトが独立しているので、回転等のモーションが自由です。また、個々の画像は動画に差し替えできますので、画面を4分割・9分割・16分割したおなじみの演出ができます。但し、この方法ではVideoStduioの仕様上、画面の一部に隙間ができてしまいます。背景色の工夫等でこれらの欠点をフォローする必要があります。


※動画は1920×1080解像度のプロジェクトを前提としています。

 


■4分割の作り方

4分割の配置
4分割の配置は上図の通りです。960×540ピクセルの画像を「高度なモーション」に設定して、それぞれX・Yの座標を入力します。上2枚の画像はY座標を1つ上げて、51にするのがポイントです。
この配置では、画面の下端に数ピクセルの隙間が出来ます。この隙間は回避できませんので、背景色を工夫するなどして、隙間が目立たないようにします。

4分割・9分割・16分割に共通した仕様ですが、実はVideoStudioには、高度なモーションで設定する以外にも、微妙な配置設定があります。オブジェクトに高度なモーションを付ける場合、数値が同じなのに実際の配置やオブジェクトのサイズが微妙に異なる場合があります。これを防ぐ方法は、基準となるオブジェクト(通常一番左上のオブジェクトが適切でしょう)を複製して、数値を変更することです。

 


■9分割の作り方

9分割の配置
※画像クリックで実寸(1920×1080)画像が開きます。

9分割の配置は上図の通りです。この配置では、上端と中2列に1~2ピクセルの隙間が発生します。9分割の場合、画像の配置順を間違えると数値で指定できないサイズと位置のズレが発生します。下図を参考に、左上に配置したオブジェクトを順に複製して、配置を進めましょう。

9分割の配置手順
①……画面の左上に X:-67 Y:67 でオブジェクトを配置。
②……①のオブジェクトを複製して、数値を X:-67 Y:0 に変更。
③……②のオブジェクトを複製して、数値を X:-67 Y:-67 に変更。
④……①のオブジェクトを複製して、数値を X:0 Y:67 に変更。
……以後繰り返し

 


■16分割の作り方

16分割の配置
※画像クリックで実寸(1920×1080)画像が開きます。

16分割は9分割と同じ要領です。基準(左上)のオブジェクトを複製&設定変更で、配置を増やします。綺麗に整うと、上端と下端に約3ピクセルの隙間ができます。これを防ぐのは(筆者が検証した限りは)不可能なので、背景色を整えるなどして目立たないように工夫しましょう。

複製順と複製元の図(16分割)
①を配置した後で ①をコピーして② ②をコピーして③ ③をコピーして④ の順に1列作る。
その後、 ①→④ ②→⑥ ③→⑦ ④→⑧ の様に、図の矢印と番号順にコピーしながらオブジェクトを増やす。

 


■高度なモーションを使わず、グリッドラインで配置する場合

「高度なモーション」を使わない場合は、グリッドラインの吸着を使って動画や画像を配置できます(4分割・16分割に対応)。
4分割時の画像サイズ……960x540pix
16分割時の画像サイズ……480x270pix
動画を割りつけたい場合は、先に画像を配置して動画に差し替えると綺麗に配置できます。しかし、グリッドラインを使った割付でも、若干隙間が発生してしまいます。配置したオブジェクトは目視&マウスドラッグでサイズを微調整するとよいでしょう。

グリッドラインを使った分割配置01
オブジェクトを選択した状態で、グリッドラインを表示にチェックを入れる。

グリッドラインを使った分割配置
グリッドラインのオプションを開く。4分割の場合はグリッドサイズを50%、16分割の場合は25%にする。9分割は整数でパーセンテージが指定できないので不可。

グリッドラインを使った分割配置03
分割に合わせたサイズの画像を用意してグリッドに吸着させる。但し、吸着しても若干隙間が残っているので、最終的には目視で調整することになる。

グリッドラインを使った分割配置04
画像を配置した後で動画ファイルに差し替え可能。

グリッドラインを使った分割配置05
モーションは「基本モーション」のみ可能。動作のタイミングを図りたい時はクリップの長さで調整しよう。