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VideoStudio X8 では、プロジェクトファイル(VSP)を編集可能な状態でインポートできるようになりました

2015年4月にVideoStudio X8の日本語版がリリースされました。
X8の注目すべき新機能として、新規プロジェクトに対して既存プロジェクトを、『各トラックを編集可能な状態で挿入』できるようになりました。これまでもプロジェクトの挿入は可能でしたが、ひとつの映像として扱われたため、テキストの変更等が不可能でした。

今回の仕様変更により、既存の「素材」プロジェクトをストックして、新規プロジェクトに貼り付けできるようになりました。また、スマートパッケージで出力することで、編集可能な新規プロジェクトとして結合できます。

余り目立たない仕様変更ですが、制作スタイルが変わるレベルの改良と言えるでしょう。


■操作方法

1、挿入したいVSPファイルを、「X8」バージョンのファイルで用意する。

2、[メディア]ウインドウにVSPファイルをドラッグする。
2、[メディア]ウインドウにVSPファイルをドラッグする。

3、VSPファイルを[メディア]ウインドウからタイムラインにドラッグする。展開せず1トラックで貼り付けたい場合はShiftキーを押したままドラッグ。
3、VSPファイルを[メディア]ウインドウからタイムラインにドラッグする。 4、展開せず1トラックで貼り付けたい場合はShiftキーを押したままドラッグ。

4、スマートパッケージで出力すると、複数のプロジェクトを完全に統合できる。
スマートパッケージで出力

 


■注意点

1、プロジェクトの挿入は同じ X8 バージョンの **.VSP ファイルのみ
過去バージョンのVSPファイルは挿入不可です。一度X8でファイルを開いて保存し直す必要があります。

2、フォルダからの直接ドラッグでは、トラックが展開しない
フォルダからドラッグした場合の挙動はX7と同じで、1トラックの動画として認識されます。[メディア]ウインドウに一旦VSPファイルをドラッグして、そこからトラックにドラッグすると展開された状態で挿入できます。このときShiftキーを押しながらドラッグすると、1トラックの素材として挿入されます。
フォルダからの直接ドロップは編集できない

3、1トラックで挿入したプロジェクトは後で展開できない
これはX7までと同じ仕様です。後々編集する可能性があるなら、トラックを展開した状態でプロジェクトを挿入しましょう。