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VideoStudioで映画のPVのようにズームアウトするテロップを作る


映画の予告PVの風に、立体の文字がズームアウトするテロップの効果です。本来このような効果は3Dソフトを使いますが、VideoStudioで擬似的に再現できます。流石に3Dソフトで作成する立体感や反射は再現できないので、低予算なりの効果と割り切りましょう。


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映画の予告風PVをVideoStudioProX9の機能のみで再現してみます。所詮3Dっぽく影を付けただけのテロップですから、立体感には限界があります。

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この効果は最初にプロジェクトを設定します。テキストサイズは200が限度なため、フルHD解像度で編集する場合、満足のいく拡大率にはなりません。
設定→プロジェクトのプロパティ→オンライン→MPEG-4(720×480)に変更します。これでテロップを大きく扱えます。編集時の解像度を下げても、動画出力時に高解像度に設定すると高繊細なテロップで表示されます。

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文字クリップの様子。クリップの長さは2秒、拡大と縮小には各10フレーム使っています。

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クリップの前後10フレームを重ねることで、スムーズにテロップが切り替わるアニメーションになります。

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クリップには2つのフィルターを使います。「光」「スムージング」それぞれ解説します。

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「スムージング」フィルタは冒頭の10フレームで、ボカシ状態からボカシ無しに変化させます。これは遠近感の演出だけでなく、テロップの拡大時に解像度の粗をごまかすためです。最初のフレームはセルサイズを10、10フレーム目はセルサイズを2(最小)にします。

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「光」フィルタはテロップに動くグラデーション効果を与え、質感を高めます。テロップにグラデーションを付ける効果は他に「星」フィルタがありますが、光フィルタの方が効果範囲が大きく、より自然に質感を表現できます。

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光フィルタの設定は、まずは画像の通りに設定して、その後自分の好みでカスタマイズするとよいでしょう。
最初のフレームの設定は、仰角:0、傾斜:90、分散:15、距離:遠い(大)、光の色:薄い黄色、周囲の色:濃い黄色、露出:標準
左側のウインドウのカーソルを動かして効果の配置を決めます。カーソル位置は画像を参考にします。

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最後のフレームの設定値も、最初のフレームと同じです。但し、効果のカーソルは場所が変わります。配置は画像を参照。

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次に、テロップにモーションを生成して、拡大縮小を付けます。

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テロップ(テキスト)を右クリックしてモーションの生成

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最初から10フレーム目、最後から10フレーム前にそれぞれキーフレームを打ちます。
1フレーム……文字サイズを500
10フレーム……文字サイズを画面に収まる大きさに

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最後から10フレーム前……10フレームより少し文字を小さく(ゆっくりと小さくなる様に)

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最後のフレーム……文字サイズを0に

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テキストの影を使って立体的に見せます。モーションを付けたクリップをダブルクリックすると画像のような確認がでますが、OKで進めます。

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文字プロパティの「境界線/シャドウ/透明度」を開きます。シャドウのタイプは一番右にします。金色のテロップにする場合、影色は茶色にするとよいでしょう。画像では影の配置を X:15 Y:10 に設定しています。尚、本体の文字色は光フィルタで着色するため白色にしておきます。文字色を強い色に設定すると光フィルタが効かなくなります。
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文字色、書体、文字間、文字の角度、背景素材の調整で、様々な表現ができます。好みで調整してみましょう。